相変わらず投稿の間隔が空きまくりですが、思い立ったタイミングで投稿してみます。
ブログでカメラのネタを書いていなかったのですが、実はカメラが趣味だったりします。
今まで基本的には高級コンデジで写真を撮っていましたが、試しにSonyのNEX-5をオークションで安く購入してオールドレンズで遊んでみると予想以上に面白かったため、しっかりしたのを購入しようと思ってLeicaTを中古で購入したという次第です。
実際に購入して使ってみた感想を以下にかいてみます。
Leica T (Typ701)について
Leicaというと、ブランドの神通力で同じスペックの他社製品と比較すると値段が無駄に上がるという印象がありました。
また、下に引用しているサイトではかなり酷評されています。
ただ、現在は2世代新しいTL2が出ているので中古なら本体は定価よりもかなり安く購入することができます。
私が購入したタイミングでは約7万円まで本体が値下がりしていたので、これくらいならありかもしれない、と。
上のサイトのダメ出しを飲み込んだ上で購入してみて、今の所感じているのは下記の点です。
購入して良かった点
- 撮って出しでも色が綺麗
- シャッター音が小さい (NEX-5比)
- なんとなくカッコいい気がしてくる
…書き下してみると、購入した自分がアホかもしれないと思い、悲しくなってきました(笑)
ただ、これを購入する前に使用していたコンデジのX-Eの撮って出しの色味がとてもきれいで、Raw現像しなくても自分的に問題ないというのが大きかったんですね。
そしてその色味の点は満足の行くものでした(X-Eのほうが良かったですが笑)
シャッター音は、前に使っていたNEX-5や店頭で触ったM型がそれなりに大きな音だと感じていたので、控えめの音で嬉しくなりました。
これに関しては心地よい音でシャッターをきるのが楽しくなります。
購入して残念だった点
- レンズが軒並み高い
- マウントアダプターも高い
- マウントアダプターを介してもMマウントレンズで装着できないものがある
- 初期封入以外のストラップを使うには専用の金具(約5000円)を購入する必要がある
挙げればもっと挙がりそうな気がしますが、とりあえず主だった物はこれくらいです。
基本的にお金がかかるという話ですね(^^;
これは引用したサイトでも書かれていた話なので覚悟しておかなければいけなかったんですが、いざM42のアダプタに1万円を出さなきゃいけないとなると、ちょっとがっくり来ました(Eマウントとのアダプタは1000円ちょっとで買えてたw)
その他、これが一番問題だったのですが、Mレンズで使えないものがあるという点…。
7artisansの50mm/f1.1のレンズを購入し、アダプタを介して装着したのですが、後玉が干渉して遠方に焦点を合わせられませんでした。
予備知識が少ない状態で買ったのが良くなかったのですが、アダプタを使ってもカメラ本体とレンズの相性もあるということなんですかね。
最初はよくわからなかったのですが、センサー近傍の部品を見ると干渉した痕跡がありました。
(ちなみにNEX-5では同じレンズを問題なく使えましたw)
こうなると使用できるレンズが限られてしまうので、レンズ選びも慎重にならざるを得ないかな、と。
なんのために購入したのかよくわからなくなりますが、せっかく購入したのでしばらく付き合ってみようかと思います。
※後日、ライカTに装着できる後玉のせり出し距離を測った記事は「Leica Tが許容できる、レンズ後玉のせり出し距離を測ってみました」です。
まとめ。Leica Tは安価にLeica製ミラーレスを体験するのにちょうど良い
(※まとめの項目は2018年12月31日にリライトで追記)
残念に思った点の文章が良かった点のものよりも多くて批判的な文章になりましたが、「デジタルのライカカメラでレンズ交換ができる」という点で考えると、他よりも圧倒的に安いカメラだと思います。
撮って出しのライカの色を楽しめる、アルミ削り出しという無駄の限りを尽くした(!)アウディデザインの先進的なボディを愉しめるという点では、M型やCLを購入するには躊躇するという方にぴったりだと思います。(実際、私もCLは欲しいが高いと思ってこちらを購入しました。)
「カメラを下取りに出してライカCLを購入。」でも書いたように、マップカメラなら売却価格も予測できるので、Leica Tを最初に使ってみて、良ければ他に手を出すというのもアリだと思います。
自分は半年後にTを売却してCLを購入しましたが、CLを購入しようと思う前段階での入門機の立ち位置としてTが役割を果たしてくれたと感じています。