カメラ・機材

α7Cの「世界最小」という謳い文句について

こんにちは、Zabilioです。

10月23日にSonyから「世界最小・最軽量のフルサイズミラーレス一眼カメラシステム」と称されるα7Cが発売されましたね。

私はLeicaと SIGMAのカメラが好きでこの2メーカーのものを使っています。一方で、例えば最初に買うカメラとしてSIGMAのDP2 MerrillとSonyのRX1で迷ったり、最初に購入するミラーレスカメラとしてα NEX–5Nを選んだりと、Sonyの作るカメラにも都度「いいな」と思わせられてきていました。

今回、α7Cが発売された時、ほぼα6600と同等のサイズでフルサイズセンサーを搭載し、性能そのものも既存の上位モデルと遜色ないという素晴らしいカメラが登場して「Sonyのモノづくりはさすがだな」と思ったのが最初の正直な感想でした。

ところが、その後すぐに気になったのは、「世界最小」の謳い文句です。

α7Cの紹介ページ(Sonyのウェブサイトより)

世界最小と言えば1年前に発売された「SIGMA fp」が記憶に新しく、それを上回るコンパクトさを備えたカメラに仕上がったのかと思いました。

ところが、画像で見た限りではそこまで小さいようには思えず、カメラ本体のサイズはSIGMA fpの方がコンパクトなサイズに仕上がっているようでした。

  • SIGMA fp寸法
  • 幅: 112.6 mm
  • 高さ: 69.9 mm
  • 奥行き: 45.3 mm
  • Sony α7C寸法
  • 幅: 124.0mm
  • 高さ: 71.1 mm
  • 奥行き: 59.7 mm

9月にα7Cが発表された時からどういうことかと気にはなっていたのですが、寸法を調べてから先はネットニュースか何かで違いを解説したサイトがGoogleアプリに入ってくるかな、などと思っていたのですが、1ヶ月経ってもそれらしいサイトは転がってきませんでした。

そこで自分で調べて見たのが前出の図なのですが、よく見てみると、「光学式ボディ内手ブレ補正機構搭載のフルサイズセンサー搭載デジタル一眼カメラとして」と書かれてあります。

すなわち、光学式ボディ内手ブレ補正機構を搭載していないSIGMA fpは比較対象としていないということのようです。個人的にはこのやり方の印象がよくなく、なんだかSonyに対してよくない印象が残ってしまいました。α7Cは欲しいけど。

先行して世界最小を謳うミラーレスがあり、スペック上は先行品に勝てていない中で世界最小を謳うのだから、せめて「ボディ内手ブレ補正内蔵ミラーレスにおいて」を注釈ではなく見出し本文の中に入れておくのが筋ではないかな、などと感じたわけです。α7Cは欲しいけど。

この注釈を見出し本文には入れずに単に「世界最小」などと謳うと、カメラ業界に明るくない人を積極に騙しに行っているような印象を受けました。ちゃんと注釈は入れているので問題はないのでしょうが、せっかくいい品物を作っているのに、「なんだかずるいことをしてるな〜」というような感覚を受けてしまいます。

売り上げが重要なので嘘にならない範囲で目立つ見出しを謳って消費者にお金を出してもらうのは商売として当たり前だとは思うんですけどね。「面白いメーカー」、「かっこいいメーカー」という点でSIGMAの方がSonyより上にいったんだな、などと思った瞬間でした。α7Cは欲しいけど。

私自身は変わらずLeicaと SIGMAのカメラが好きで、他社から面白い製品が出たら都度目移りするというスタンスは変わらないのですが、このような製品発表がなされてネットニュースもあまり大きくその表現の注意点に触れていないように感じたので、違和感を自分のブログで書いてみました。とはいえSony製品は面白いものが多くて好きなので、一カメラファンとして今後の製品も楽しみに待っていたいと思います。

たんなるボヤキみたいな記事になっていますが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。